設計
1. 道路及び道路構造物設計
道路計画から概略・予備・詳細設計、構造物設計にいたるまで、道路に関する一連の業務を実施しています。
・道路設計(一般道路、高規格幹線道路)
・交差点設計
・インターチェンジ設計
・橋梁設計
・函渠設計
・擁壁・補強土設計
・法面設計
・落石対策
・共同溝設計
・電線共同溝設計
Road Planner 道路検討システム
7つのメリット
1. 路線選定の能力アップ
2. 計画、設計時間の大幅な短縮
3. 設計変更に楽々と対応
4. CGと連動可能
5. 設計の品質、精度が向上
6. 発注機関への提案力向上
7. 各種電子化に対応
2. 河川及び河川構造物設計
河川及び河川構造物の新設設計をはじめ、改修設計、維持補修設計、災害復旧、耐震性能照査に至るまで、多岐にわたる分野で技術を提供しています。
・築堤設計
・護岸設計
・樋門・樋管設計
・排水機場設計
・堰設計
・調整池設計
など
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3. トンネル設計
長い歴史と豊富な実績を誇ります。
・山岳トンネル
・都市トンネル(NATM, シールド工法 ほか)
特殊環境下における設計実績
・併設トンネル,分岐トンネル
・超大断面トンネル B=21.7m A=245m2
・小断面トンネル
・特殊地山(未固結,シラス,膨張性地山)
・ウォータータイトトンネル
・低土被り部,重要構造物近接箇所
…など
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4. 構造物のアセットマネジメント
構造物の調査計画から健全度判定・補強・長寿命化計画まで一連で対応します。
弊社では従来の事後保全(対処療法)的な維持管理に代えて、劣化が小さな時点で小規模な補修を行う『予防保全』的な維持管理を実施することで、構造物の延命化、ライフサイクルのコスト縮減を図ります。
橋梁点検・補修補強設計
全国で管理する橋梁は約70万橋あり、建設後50年を経過した橋梁(2.0m以上)の割合は、平成35年には約43%に達します。また、地方公共団体が管理する橋梁においては、近年、通行車規制等が急増している状況です。そのため、これらを効率的に管理するために、ミニマムコストとなる予防保全を含めた補修計画を行っていく必要があります。
弊社においてはこれまで積み重ねてきた経験を踏まえ、コンクリート診断士などの専門技術者による点検および詳細調査、要求性能を勘案した対策工法の検討等、長寿命化を達成するための最適な補修計画をご提案します。
トンネル点検・補修補強設計
トンネルは閉塞された空間であるため、一度問題が生じれば大事故に繋がることも想定されます。また、トンネルの施工には多大な時間と費用を要するため、トンネルを安全・安心に長く利用するためには、定期的な点検と維持修繕・補強が不可欠となります。弊社では、トンネルという道路ストックの長寿命化・第三者被害予防措置の一助となる各種点検(ひび割れ調査・打音検査・鉄筋探査・コア抜き調査・圧縮試験等の各種試験)を実施し、この結果を踏まえ健全度判定、最適な補修・補強対策の検討及び詳細設計を行っています。
河川構造物点検・補修補強設計
弊社では河川構造物(樋門・樋管、堰、水門など)について、ライフサイクルコストを踏まえた効率的・経済的な維持管理を行う事を目的に、躯体の健全度調査及び対策工設計を行っています。調査項目は躯体の変状に応じて、中性化試験、塩化物イオン濃度測定、鉄筋配置調査、鉄筋腐食調査等を実施しています。
調査結果から現状の健全度を判定し、最適な補修・補強方法を提案するとともに、必要に応じて長寿命化に配慮した対策工を検討します。
道路法面点検・補修補強設計
社会資本の中で急傾斜地、地すべり地、道路法面などの施設は、今後、老朽化や想定外の豪雨や地震などの発生により機能を維持できない状況になることも想定されます。
弊社は法面対策工の一つであるアンカー工に対する健全度研究会の会員であり、様々な法面変状に対する補修設計やアンカーのリフトオフ試験による健全度評価を実施してきた実績があります。
今後も、このようなアセットマネジメントに対する社会的要請が高まってくると考えられます。
また、弊社では地すべり地の自動観測化システムの構築の実績があり、危険度が迫った地すべり地や法面のモニタリング技術も保有しています。
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5. 堤防の耐震性能照査
液状化自動変形解析(ALID)指針の改定に伴い「レベルⅡ地震動による液状化変形時の堤防高と照査外水位の比較」を行い、耐震性能を評価しています。堤防の液状化変形解析手法について、弊社では簡便に精度良く静的に算定する方法として有限要素法による自動変形解析(ALID)を活用しています。
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6. 既設樋門の耐震性能照査
3次元非線形解析配筋調査・復元設計 → 3次元非線形解析
近年では、巨大地震発生の懸念から、既設樋管の耐震性能照査の実施が急務となっていますが、既設樋管の多くは、構造細目が不明であり、モデルの作成が困難です。
弊社では、配筋調査や復元設計により既設樋管の構造細目を復元し、3次元非線形解析プログラムを用いて、複雑な既設樋管の構造モデルを解析しています。
ハツリ調査では、既設躯体への影響を考慮し、電磁レーダーで予め鉄筋位置を予測し、最小限のハツリ範囲を設定します。
標準設計以前の樋管や補強済みの樋管は躯体形状が複雑で、汎用プログラムではモデル化が困難となります。
弊社では、3次元非線形解析プログラムを導入し、立体的に部材モデルを構築することで、精度よい解析を行っています。
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